製作状況
2025.08.30「臨時快速 模擬運転」
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お盆期間中に設定された山形新幹線代行・臨時快速列車。その運転をBVE上で再現しました。再現とはいえど、以前書いたように「赤岩駅と大沢駅が健在」で「新アプローチ線未着工」のIF状態です。一応、落とし込んだ車内放送はその日に収録したものです(担当車掌名はカット)。関根駅の通過時刻は早着を許さず、最高速度で飛ばすわけでもないのでかなり難しいです。
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2025.08.23「次」
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公開から1週間以上が経過しました。その7日間でおよそ1000アクセスをカウント。お盆期間の山形線は、なにかと運転を楽しんで頂けているようです。ありがとうございます。ひと仕事を終えまして自分はというと…インスタをご覧の方はご存じかと思いますが、「臨時快速」――乗りに行ってきました。2本共。 陸中の人間なので、帰省ついでにタイミングよく乗れたのが1本と、帰り道に「終電3連続だけど、一応帰れるからついでに乗っていこう」で1本。下り列車番号は、午前が臨9431М、午後が臨9433М。意外と面白い運転だったので(素人目には多分つまらないと思う)、どちらも再現予定です。正確には、赤岩と大沢が健在な上で新アプローチ線が無い為、こちらもIFシナリオになるわけですが、鉄男感覚で「山形新幹線代行・臨時快速」という字面にグッときたし、なにより2本共乗ってしまったため、もうこりゃ作るしかないだろ…と。 それでは皆さん、戦場で。
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2025.08.11「米沢開通・延伸公開」
▲福島・笹木野・庭坂・赤岩・板谷・峠・大沢・関根・米沢の各駅スクリーンショットです。「早朝」「濃霧」「日中」「夕方」「夜間」など、ラインナップが豊富になりました。峠駅では、実際の営業時間に合わせて立ち売りも出現します。
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あわせてこちらもご覧ください。「山形線取材旅行・米沢編(終)
」
8月11日、山の日です。リアル峠駅訪問から8ヶ月、福島→米沢間が開通し、なんとか盆休み期間中に間に合いました。おいしいフルーツ・山菜・餅・牛肉。スイッチバック遺構や鉄道関連以外でも垂涎モノな板谷峠区間をどうぞお楽しみください。トップページで掲載しているスクリーンショットは、公開前の開発途中品なので、その後も画像を差し替えたり、色々細かい手直しをおこなっています。 実在路線を製作するにあたって学んだのは「再現したい路線を、通いたくなるほど自分自身が好きになるべし」ということ。そうじゃないとここまで製作のモチベーションが続かなかった。大人気米沢行きに限らず、庭坂行きに乗って往復したり、わざわざタクシー使って初電へ乗りに、福島駅から庭坂駅まで向かって余った時間を散歩に使ったり。早朝ということもあり、すれ違う住民とご挨拶したり、峠の茶屋・最上屋と江川様の世話になって昔話を聴いたり。多分高校~大学生ぐらいの年齢の頃にこれをやってたら確実に人見知りして両耳イヤホンだったので、年始とこの初夏に板谷峠と福島周辺を取材できたことは、BVE制作に限らずとも、地域社会のちょっとした勉強にもなりました。 都心部のワンマン化が著しいJR東日本ですが、福島統括センター乗務員の皆さんは、乗客に直接車内改札をおこなうので、特に接客慣れしている人が多くて非常に好感が持てました。本数が少ないために新幹線や東北本線が遅れると乗り換えを待っての発車をするのが恒例ですが、それでも車内はいたって穏やかですし、これが都心部だったら一気に空気が悪くなりますからね。 ということで、奥羽本線(山形線)の製作についてはこれで一区切りとさせていただいます。一区切り…ではありますが、E8系・400系新幹線のオブジェクトが"もし"フリー素材で公開されたなら、その時は路線データに組み込ませていただきますし、取材や庭坂駅の改良がうまくいけば「快速上杉まつり」や「空転対策の増結4連運用」なんてものも作る可能性はあります。その時はまたお知らせしますので、しばし休息のお時間を頂戴します(長期化している艦これMMDドラマの完結や、創作StaffRoomシリーズの製作が待っているので)。 それでは、ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。よい夏休みを。
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2025.07.27「近日公開」
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あわせてこちらもご覧ください。「山形線取材旅行・板谷峠編
」
お待たせしています。BVE5 奥羽本線(山形線)ですが、公開の目途が立ちましたので"近日公開"と銘打って最終調整に入ります。タイトル通り、米沢駅延伸のほか、マルチモードの実装・音源の差し替え・一部既存区間の改良を実施します。
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2025.07.21「米沢駅着手」
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やはり「夏は!みんなで!板谷峠!」は望みが薄いかもしれない(諦めも肝心)。とはいえ、1~3番線までの屋根は出来たので、ほどほどに手を抜きつつ、それっぽく建設していきます。最大の問題は、駅構内にある牛のオブジェをどうするか……。
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2025.07.20「719系の日・取材旅行」
▲強敵を倒すため、いざ攻略。
▲朝5時半の庭坂駅。熊鈴を装備したおじいちゃんが朝の散歩をしていたのでご挨拶。周辺ではフルーツのかほり。
▲冬は通過で下車できなかった板谷駅。熊鈴を用意して周辺散策。
▲8時の便で夏の峠へ。バイクでの訪問客が多かった。銀つばも通過。峠の茶屋では山菜そばと納豆餅を堪能。
▲駅中でいただいた牛肉弁当でエネルギーチャージ、構内散策。駅舎は半分工事中、キハ110のエンジン起動も偶然見れました。
▲帰りの便で力餅を窓から購入。最終列車を乗り継いで大宮へ帰還。
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取材へ行くたびに、なにかと不運が重なる新幹線。今回はE8系の故障でつばさはE3系のみで福島~新庄をピストン運用する羽目に。ですが今回は、在来線の乗継で深夜に福島へ現地入りし、翌朝より取材してきました。たまたまこの日は7月19日ということで719系の日でした。
17時51分大宮発で宇都宮へ。黒磯行き、新白河行き、郡山行き(701系でラッキー)、福島行きと乗り換えてゆき、23時過ぎに現地へ到着。ホテルで3時間眠り、朝5時にタクシーで庭坂駅へ向かいます。山形線の一番列車は庭坂発福島行きなので、収録のために移動したわけです。思ったよりも早く到着したので、その間は周辺の散策へ。さすが田舎な朝だけに、早朝から散歩している住民と目が合うとご挨拶。熊鈴をつけて散歩しているご老人もいらしたので、この周辺も熊が出るっぽい。やがてJRの改札でよく聴くあの盲導鈴のピンポン音が聴こえてくると、どこからか鶏の鳴き声が響き、庭坂は朝を迎えました。そして福島方から回送されてきた719系に乗り込んで、一旦福島へ。乗車電はY-8編成。 福島到着後も、そのまま車掌に申告して継続乗車。のんびり旅パスなので改札の入出場は省いても問題なし。板谷駅に到着後は周辺を散策し、つばさを見送り、1時間後の便で隣の峠駅へ移動。夏の峠駅は肌寒かった。そとは日差しが強いのに。 前回と違って、今回は峠の茶屋が開いていたので、山菜そばと納豆餅を堪能。4時間ほどの楽しい楽しい山籠もりです。バイクで駅に来る人が多かった。 午後12時~13時にかけて運転される441Mが、第二板谷峠トンネルの白い冷気を押し出して到着。乗車率は170%ぐらいで、かなりの混雑でした。この時に見かけた大沢駅は電気も付いておらず真っ暗で、休止中とは銘打ってるものの廃止の前段階なんだなと思いしんみり。米沢駅に降り立ち、一旦駅舎のデザインを観察しに改札外へ出たんですが、まさかの半分工事中。どうもしっくりこないオチでした。ですがとりあえずは気を取り直し、構内に入場してひたすら撮影・撮影・撮影。米坂線ホームでは偶然にもキハ110のエンジン起動が見れました。今日は峠駅で見かけた銀色のつばさが終日往復していたらしく、何度か遭遇。E8系故障ということで、一昔前のE3系オンリー時代を楽しめたのではなかろうか。 撮影を一段落させ、駅構内の駅弁屋で牛肉弁当を購入しました。新杵屋の米沢名物・牛肉弁当「牛肉どまん中」で、エネルギーチャージ。肉よりお米が先に無くなるという面白い状況でした。店員さんは「お肉のボリュームがあるので、通常の駅弁よりも満足度が高いですよ!」とのこと。激しく同意しました。さすがのそのあと米沢ラーメンは流石に入らないです(苦笑)。牛のオブジェの前で牛肉を食うのはなにかと背徳的だった。
ふと思ったんですが、豪雨災害で一部区間が運休している米坂線、よくよく考えてみたら山形線は標準軌で線路は繋がっていないし、山形鉄道側も接続駅は赤湯駅だから、結局線路は繋がっていない。殆ど孤立しているんですね。坂町が繋がっていないから検測車も走れないし、検査入場も出来ない。早急になんとか復旧しないと、車両や生きてる線路のメンテナンスもかなりの手間だと思うし、実は災害以外でもかなり大変なのでは? どうなる米坂線の明日。
駅構内と周辺。福島からの列車は基本的にすべて2番線発着なので、運転台から見えるであろう範囲の記録はひとまず終了です。残った時間はクーラーの利いた待合室で昼寝しました。帰りの福島行きは、441Mに充当されたものと同じ編成。午後の片道運用をおこなった後、3番線側の留置線で待機していた車両でした。しかもクーラーはずっとつけっぱなし。山形からの便を待たず、つばさ福島行きの発車から3分後、福島へ向けて発車。ここからの乗客はほぼ終点まで乗り通し。峠駅で力餅を購入し、芳ヶ沢トンネルを抜けたところで、福島の市街地へ。「戻ってきた」という感覚が一層強く感じられる、そんな上り山形線の旅。人家ゼロの山から、突然住宅街に降りてくるストーリーはまるで異世界っぽい。笹木野では大勢の客が乗り込み、終点へ。タイミングよく、帰りの東北本線は福島発新白河行きに乗車し、普通黒磯、普通宇都宮、普通大宮と乗り継いで、大宮へ帰還しました。残った力餅は翌日美味しくいただきました。 ではでは、BVE奥羽本線、最後のラスボス・米沢駅の製作に入ります。「夏は!みんなで!板谷峠!」を実現させたい所存。続報を待て。
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2025.06.25「E3系新塗装が仲間入り」
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タイトルの通りです。サハ209氏、再現してくださりありがとうございます。庭坂大カーブを俯瞰で。
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2025.06.08「限定公開」
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マルチモードの動画を限定公開します。TSマスコンで運転したせいか、車掌SWに謎のバグが発生してます。
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2025.06.01「マルチモード開発中」
▲車掌スイッチの操作は左右で行えます。デザインは開発中のものです。
▲ランダムにクモヤが現れる仕様になっているという実績解除です。
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現在の山形線の様子です。米沢延伸は一旦置いといて、運転士と車掌で遊べるマルチモードを開発中です。キーボード1つで、運転士・車掌の二名で山形線をプレイできる仕様となっています。主に「車掌スイッチのロック」「ドアの開閉」「電子ホイッスルの操作」「福島駅発車メロディスイッチの操作」を実装予定です。操作手数の関係上、セラジェット装置と耐雪ブレーキ機能は除外となります。またアナウンスもありません。車掌ご自身で行うことになります。友達と本気で電車ごっこしたいユーザー向けの内容ですが、果たして板谷峠を越えたがるコアな子供はいるのだろうか、結局は大人の電車ごっこである。 なお、キーの割り当ては「デフォルト」に加えて、テンキー使用を前提とした推奨カスタムもご用意してます。パソコンに向かって左に運転士、右に車掌がスタンバイする環境を想定して、右側テンキーに車掌操作を集約する仕様です。逆にテンキーが無くても操作が容易に行えるよう、配置は調整していますので、試運転を重ね次第、公開いたします。少々お待ちを。
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2025.05.16「庭坂駅→関根駅 延伸公開」
▲現地取材時の状況からできる限り再現した、6番線留置。
▲板谷駅の夜。住居から若干離れてるのでホラー。??「クマだよ」??「クマじゃんか」
▲米沢盆地の入り口、関根駅。ここはまだ人の気があって安心できるね。
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現在の山形線の様子です。あの時点で殆ど取材は終わりかなと思っていたんですが、ラスボスにあたる米沢駅が思ったよりも強敵なので、再び山形入りは確定です。今年中には開通させたい所存。ついでに米沢牛も食べに行きたいですし。 さて、報告遅れましたが、5月5日のアップデートで、庭坂駅~関根駅間が開通し、同時に福島12時51分発の441M列車を実装。それなりに思い入れのあるダイヤです。日中の運行なので、今後予定している朝、夕方、夜間ダイヤに向けて線見にどうぞご利用ください。甲北本線時代から、自分で製作しているシナリオの推奨描画距離を2000mとしていますが、この山形線での見どころはなんといっても、庭坂駅を出てすぐの通称「庭坂大カーブ」です。この区間を運転手の皆様に楽しんでいただきたく、描画距離を2000mで推奨しているわけです。目に前に山が迫り、やがてへばりつくように分け入ってく様を、自身で刮目せよ。もちろんカーブだけではありません。秘境駅として名高い赤岩駅に停車し(実際は廃止されて停車しない上、ホーム自体も無い)、板谷駅・峠駅・大沢駅といったスノーシェッドの異空間的ホームも"ある程度"再現。板谷峠を越え、羽黒川を二度渡ると視界が開けて、突如として人家が現れる。険しい峠道を越えた、ちょっとした感動も味わってもらえるとなお嬉しいです。 更に、峠駅では言わずもがな、力餅の立ち売りがいらっしゃいます。少しばかり早着する余裕を作って、立ち売りの時間を延ばすのもいいでしょう。サービスサービス。なお、音声や立ち絵については本家様とは一切関係ありません。どちらも作者による手作りです。そしてBVE内における停車時間の関係上、かけ声は短めです。
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2025.05.04「関根駅着手」
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板谷峠を越えまして、本日より関根駅の制作に入りました。イベントや絵描きでブランクがあった為に、ペースが若干遅いです。標識類やエアセクション類は米沢まで設置が完了したので、残すとこ駅のみ。
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2025.03.23「スイッチバック四天王」
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庭坂~米沢間、現在の様子です。赤岩・板谷・峠・大沢は共に完成です。ただいまイベント攻略中につき、ほとんど進んでいない状況です。板谷駅は夜間になると待合室や周辺の照明類が点灯する仕掛けです。部分公開中の福島→庭坂間でも駅舎や周辺の建物に明かりが灯るようになっているので、生活感が出てたらいいなと思っています。で、夜間走行の試運転もぼちぼち進めているわけですが、庭坂を出ると民家が消え失せるので線路回り以外が本当に真っ暗です。たまったもんじゃない。夜の秘境区間、是非とも体感して欲しいものです。鉄道の絶大な安心感。
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2025.03.08「福島→庭坂 公開スタート」
▲前回も新幹線ホームから降りた時に見かけた古関裕而のパネル(まだ微妙に名前が覚えられない)。東北地方はいろんな面で暖かみを感じる。
▲0Kmポストの位置も把握(遅い)
▲6番線20時49分発は、19時41分発の米沢行が出るまで照明を落とす。これもデータへ部分的に反映。
▲庭坂は若干の雪だった。
▲帰りは8111F。よく通勤で乗車電としてアタリを引く。
▲大沢-関根
▲関根-米沢
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BVE5専用、奥羽本線(山形線)のデータを公開しました。1月に製作を始めて2ヶ月。気付けば板谷峠の虜になっていました。調べれば調べるほど奥が深く、短い区間に様々な見どころが凝縮された、非常に「濃ゆい」路線であると改めて実感します。 というわけで、キュンパスを利用した福島取材2回目。前回は強風・大雪・架線に付着物といったトラブルが続いた中での突撃取材だったので、山形線普通は庭坂で打ち止め、案内放送丸かぶりで収束が半分成功半分失敗に終わっていました(その代わり、砂撒き装置の動作や庭坂駅の暖色系ライトが醸し出すレトロでエモーショナルな雰囲気をたっぷり堪能)。「今日こそは!」と意気込んではいたものの、出発前日にまさかの走行中車両分離という重大インシデントに見舞われ、はやぶさ・こまちを含む全併結運転取りやめという渦中の取材になってしまいました。本命は在来線なので新幹線は「乗れればいい」程度の認識でしたが、これが在来線の乗場や行先、発車時刻変更に影響を及ぼしていたらちょっと厄介だなと、焦りはしました。それでは行程を下記に。
①17時53分:やまびこ151号仙台行きに乗車 ※E2系立ち乗り ②19時08分:福島現地入り ③19時41分:米沢行き録音 ※マイク設定をミスり、某HTBの「腹を割って話そう」並みに音が割れて失敗。しかも遅れて出発したため手が凍る ④20時49分:庭坂行きに乗り込み録音 ※新たに「奥羽本線山形線、笹木野、庭坂行きです」の放送パターンに遭遇する ⑤福島へ折り返す ⑥21時41分:米沢行きで録音リベンジマッチ ※成功しました。 ⑦22時10分:やまびこ70号東京行きで帰宅 ※ガラガラだった前回と比べて結構混んでいた
前回にひきづつき、今回もイレギュラーな事態が発生しましたが、おおかた日常的な風景が展開していたので、ネタは石焼き芋並みにホクホクでありました。日中は運転間隔がかなり空くので6番線では留置が発生し、出発時間まで電源を落として放置するのはよく見てましたが。夜間も小一時間程度の留置で同じような形になるのを確認。今の時代はSNSで調べれば簡単にわかると思うんですが、やっぱり自分の目でしっかり見ておきたい。取材当日に30代へ突入したので、そろそろ昭和のオジサンならぬ平成のオジサンみたいに煙たがられそうだ。でも現地で調べて損は無いからお金と時間に余裕があるなら取材は積極的にやるべし。 19時41分発米沢行きの放送を収録するミッションを開始。雪もチラついており、手がかじかむ。発車時刻を確認するものの、41分になっても発車する気配がなく、赤信号のまま。東北本線の遅れか、山形新幹線の臨時便のせいか定かではないものの、その後5分遅れで発車していきました。で、暖房の効いている待合室へ戻り録音データを確認したところ、マイクの設定をミスってしまい、放送部分が音割れしました。イメージとしては大泉洋が「腹を割って話そう」とヒゲに文句を言っている時の音割れ具合を想像してください。わからない人は検索。 米沢行1本目を盛大に初歩的ミスでしくじったため、21時41分発でリベンジマッチ。その前に、20時49分発が6番線から発車するので、こちらも録音へ。「6番線」の放送が、案内放送と被って収録できなかったので、こちらもリベンジ。発車直前に貨物が4番線に入ってきてヒヤヒヤしましたが、意外と早く出ていってくれたので録音は成功です(この時入ってきた貨物の牽引機がEH500の4号機というレアタイプだった)。 そしてそそくさと乗り込んで庭坂まで移動。運転士のハンドル操作や車掌の動きを、走行音の録画をしながら観察。放送で新たに「奥羽本線山形線、笹木野、庭坂行きです」の放送パターンに遭遇する。冒頭には「JR東日本」と添えていたので、ここらへんはテンプレというか、マニュアルなんだろうなと。BVEデータでも車掌によっては「JR東日本」を主語に放送を再現していただいてます。 今回の庭坂。雪もすっかり解けていました。車掌へ切符を見せ、階段を上り隣のホームから出口へ。学生二人組が駅舎を出て「じゃーね」「おー」と二言で別れ、軒下では女学生が恐らく家族の送迎待ちをしている。福島から6キロ、利用僅少ながら、車を持たない世代には心強い交通機関であると実感させられました。学生か老人の利用が大半なんでしょう、庭坂止まりの区間列車は。あと今更で驚いたのが、庭坂駅は通過放送があるということでした。これに関しては藪から棒でした。そして通過する新幹線は意外と速かった。 再びガラガラの719系に乗り込み、板谷峠の麓のなだらかな勾配を下り、新規の新幹線アプローチ線を眺めつつ福島へ戻る。この時間になってくると東北線ホームは701や721が車内の照明を落とした状態で停車しているのを見かけ、待合室には集中的に人が集まる。夜遅く、町が寝静まる直前の時間帯に突入します。いよいよ乗り鉄を「キャンプ地」に誘うであろうワンマン藤田行きが現れ、最終の米沢行きはある程度席が埋まるくらいの乗車率に。米沢行き放送のリベンジマッチを果たし、やまびこの最終便へ飛び乗り。ひとり対決列島(甘いものをひたすら買って食べる)を繰り広げ、大宮に到着した頃には23時を回りました。福島(東北)の寒さを経験すると、大宮の寒さが甘っちょろく感じる。 そして乗り換え先の野田線では運よく8111Fが。この日がオール6両編成運転最後の日だったので、ありがたみを感じつつ帰宅。3時過ぎまで残りの作業を片付けて、福島→庭坂の部分公開を開始。お疲れさまでした俺。
さいごに、製作状況です。現在は板谷峠を脱出し、関根駅・米沢駅に着手しています。例に漏れず青電に比べると大雑把な作りですが、防雪林などある程度はCSVで錬成し、"らしさ"を出そうと頑張っています。米沢駅というラスボス駅舎は、全てが終わってから取り掛かる作戦です。車両データも、まだまだ粗削りな面が目立つので、ちょっとずつ修正していく次第。扱いにくいブレーキですが、正確な資料に基づいていればパラメーターの調節をしてもらっても構わないです、今のところは。というか調整ヲシテクレェ。なお艦これのほうで大規模イベントが始まったので、しばらく製作はストップします。提督歴13年目、唆るぜこれは。 |
2025.02.22「スクリーンショット」
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公開に先立ち、福島駅~庭坂駅間の風景を公開。先に断りますが、山形線「風」なので、現実とは異なる箇所があることにご留意ください。 ①福島駅 5番線発と6番線発を両方再現します。変数と演算子を利用して1つのルートファイルで発着番線を切り替える仕様です。"細部のこだわり"については運転台から見える範囲のみです。本当に雑です。 ②アプローチ線合流付近 保線車用車庫の脇を通過すると山形新幹線と合流します。転線直後に交交セクション(福島変電所)があり、通過すると車内の照明が一瞬薄暗くなります。実際の運転では惰行標を無視して直前まで加速してるっぽい。
残りは板谷峠トンネル内の「峠変電所」と関根→米沢の「米沢変電所」を含めて合計3か所再現。 ③笹木野駅 CSVでの製作に際し、視覚トリックで丸屋根駅舎を再現。諸々準備しているので頂点数がアホ程多い(個人の見解)。
普段後ろに乗務する車掌はこの駅に着くまでに先頭車に移動して、駅到着と同時に下車する乗客から切符を回収するので、その再現もしました。 ④庭坂駅 一部の列車がここで折り返します。この駅を基点に景色が盛る市街地から深山幽谷にガラッと変わるギャップが最高だと思う(何度だって言ってやる)。昔は転車台とか広大な敷地が広がっていたらしいです。キャッチサイディングもあったらしく、付近にはその痕跡が見られるそうな。
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2025.02.20「音源製作」
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車両データがほぼ完成したところで、周辺音源の編集へシフトしました。山形線公開第一弾のシナリオが「回5421M」「5423M」と「5427M」で決定です。早朝・午前・夕方のダイヤを1本ずつになります。もはや山形線下りは始発から終電まで全部実装することが確定してしまったので、それに合わせて車掌さんを5名探すことになりました。で、うち2名発見し収録まで終わらせました。前述の営業列車2本で放送の編集が完了したわけです。午前の5423Mは男性車掌、夕方の5427Mは女性車掌です。お楽しみに。 さて、山形線には何度か実際乗車しているわけですが、その時に聴く「音」についても細かい部分でいくらか再現しています。2枚目の波形でなんの再現かわかった人には100億万点あげます。車両データも(ほぼ)自作しているわけですし、ぶっちゃけ再現したい部分は再現したい放題です。以前動画でアップロードしたバージョンから修正が入っています。警笛の長押しに対応したのでこちらも鳴らし放題(騒音注意)。マップは板谷駅まで進んでいますが、公開も近付いているので、ひとまず庭坂までの区間を仕上げてます。建物関係は3連休のうちにどうにかしてみます。失敗して殺風景のままだったらすまんのう。
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2025.02.16「5000番台の再現」
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勢い任せで5000番台のデータ制作に着手。PhotoShopとフリー素材を借用しての突貫工事でした。福島取材で収録した音源をなんとかやりくりして、とりあえず形にしました。路線の性格に合わせて色々とプラグインもくっつけています。基本的な操作はもちろんのこと、更にセラジェット装置(砂撒き装置)と前照灯、耐雪ブレーキを装備させました。半自動ドアはちょっとよくわからなかったので、疑似再現です。モーター音はかなり格闘しました。山形線の標準軌仕様はATS-Pを装備しているので、これで保安装置の類もクリア。ちなみにJRパックの参照はしていません。 1枚目は福島駅5番線発からみた景色です。こちらから発着する列車は駅メロが実装されています。6番線発は用意できてません。ただスピーカー位置的に音量が小さいのであまり聴こえないかなと……。はいまた今度収録いきます。 かわりまして2枚目、現在の峠駅の様子です。真っ暗。この駅一番の問題は、立ち売り屋の掛け声の再現。ぶっちゃけ一番の悩みどころです。18時台の列車までは営業しているそう。なんとかしておかないと。
【動画公開】夜間試運転の様子をアップしました。 「夜の板谷峠編 fragment-2 」
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2025.02.15「取材旅行」
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仕事上り、新幹線に飛び乗って福島まで取材に行ってきました。この日は春一番で全国的に強風が吹き荒れ、各地の路線が止まるとんでもない一日でした。キュンパスの適用日だったこともあり、半ば強引に取材を敢行したに至ります。 行程については以下の通り。 ①大宮駅1754発 やまびこ151号 仙台行き(20分遅れ) ②福島に1938着・録音・土産購入 ③2049発庭坂行きに乗車・録音 ④2118発福島行きで戻り・録音※ (※)本来2106発だが、米沢始発が運転見合わせのため456Mの時刻で運転(2118発へ変更) ということで、まずは福島駅で5番線と6番線の放送とメロディーを録音したわけですが、東北本線の仙台発が強風の影響で70分遅れの運転だったことから、ひっきりなしに駅員さんによる肉声放送が被り、思ったように録音できませんでした。メロディー自体はフルで流れたので、3回録音した後は編集で繋ぎ合わせて無理やり形にしています。 同時に719系の走行音ほか、データで必要な各種録音もやってきました。福島発米沢行き列車の資料はYouTubeでかなり出回っていたので、車掌さんの放送や行動の傾向がすぐ掴めて問題なかったのですが、庭坂行き列車の資料がほぼ無いために記録も兼ねて一往復。空転していたので砂撒き装置がフル稼働してました。いいものが見れた。2時間少々の滞在でしたが収穫は良好。夜間の山形線は乗客が殆ど乗っておらず録音に適していて、庭坂駅の雰囲気もばっちり掴めて実りがあったのでデータの修正を色々かけていこうかなと思います。 現在、BVEデータには719系の5000番台データが存在しないため、公開されている0番台を代替としていますが、将来的には専用車両データを製作・同梱するかもしれません。その時は半自動ドア、ATS-P対応、砂撒き装置、前照灯点灯/滅灯の実装を予定しています。 |
2025.02.12「進捗」
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XとYouTubeのコミュニティから移動しました。今日からはこちらで進捗をアナウンスしていきます。よろしくどうぞ。 第一弾は、艦これ春ベントのメンテナンスタイムに合わせてデータを先行予定です。たったの3駅ですが、福島発庭坂行きのダイヤを全て実装します。なお細部の作り込みは青電と違って、かなり雑です。そして製作には小学館発行の「勾配・曲線の旅」を参考にしています。画像は、ほぼ完成している赤岩駅の様子です。現在は板谷駅周辺に着手しています。 |