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Seiyo Railway Corporation
会社概要

 青陽電鉄(せいようでんてつ)は、青山駅と陽香町駅を結ぶ本線と、南新町駅から分岐し、杏南台駅までを結ぶあさぎ野線から成る架空鉄道路線です。1976年まで青山電気鉄道を名乗っていたことから、現在でも「青電(あおでん)」の通称が定着しています。高度経済成長期の1960年代、立て続けに発生した好景気の流れに乗っかり、生活基盤開発とともに発展してきた鉄道会社です。青山に本社を置き、不動産事業、交通事業、生活サービス事業を手掛けます。

事業一覧

・運輸業(鉄道)※本項解説
・運輸業(バス)
・流通業
・不動産業
・ホテル業

路線データ

路線距離:
・本線:45km(推定)
・あさぎ野線:20km(推定)
軌間:1,067mm
駅数:
・本線:33駅
・あさぎ野線;11駅(本線接続駅を除く)
複線区間:
・複線:全線
電化区間:全線(直流1,500V)
保安装置:ATS-P
最高速度:100km/h

運賃

 大人普通旅客運賃。ICカード利用時は1円単位、切符の運賃は10円単位である。(小児半額。端数はICカードの場合、1円未満を切り捨て、切符の場合は10円未満の端数を10円単位に切り上げる)。2023年10月1日改定。

キロ程 運賃(円)
ICカード 切符利用
初乗り4km 140 140
5 - 6 160 160
7 - 9 188 190
10 - 12 209 210
13 - 15 230 230
16 - 19 273 280
20 - 24 314 320
25 - 30 356 360
31 - 37 388 390
38 - 44 409 410
45 - 52 430 430
52 - 60 456 460
60 - 68 488 490

 かつて、あさぎ野線区間では加算運賃が必要となっていた(加算額70円)。

割引・特別乗車券

・あおでん1日フリー乗車券(2002年3月30日発売開始・通年)
・あさぎ散策パス(2007年3月31日発売開始、通年)
・月木公園フリーパス(2011年4月2日発売開始、春季・秋季の発売)

沿革概略

1949年 青山電気鉄道として青山駅~小舟駅(現・松ヶ丘駅)が複線で開業。当時は他社からの中古車両主体で運転。
1952年 小舟駅~南新町駅が単線で開業(用地は将来を見越して複線区間として確保していた)。
1964年 100系デビュー、4両編成で運転開始。
1966年 土地区画整理事業「嵐山地区整備計画」が各沿線自治体と合同で開発を開始。
1967年 小舟駅を松ヶ丘駅に改称、遠山大学駅、硯ヶ関駅、蒲生台駅開業。また同時に全線複線化が完了。
1968年 6両編成が営業運転開始。
1969年 1000系デビュー、南新町駅~九疋台駅(現・くびき台駅)開業。急行運転開始*1。
 *1.停車駅:青山駅~松ヶ丘駅まで無停車、以遠は各駅。
1971年 混雑の激しい青山駅~南新町駅間で4両+6両の10両運転を実施。南新町以北は引き続き6両もしくは4両での運転を続行。
1971年 発車ベルを使用開始。
1971年 荷物列車・農業列車を併結した各駅停車の営業運転を終了。
1976年 九疋台駅~陽香町駅間が開業して本線が全線開通。社名を「青陽電鉄」へ改称。松ヶ丘電車区を月木林間電車区へ設備移転。
1977年 全列車10両編成化、4両~6両運転終了。準急運転開始*2(急行運転を月木林間駅まで拡大*3)。
 *2.停車駅:今石池・松ヶ丘から各駅。
 *3.停車駅:松ヶ丘・遠山大学・菊花台・蒲生台・南新町・山手市・くびき台・月木林間から各駅。
1977年 月木林間電車区の一般公開イベントがこの年から定期開催。
1977年 初代3000形が営業運転終了、一般公開イベントにて引退セレモニーを実施。
1979年 南新町駅~あさぎ野駅間開業。第二次オイルショックの影響で杏南台方面への建設が延期。
1982年 混雑率が一条台→高塚間で210%を記録
1986年 2000系デビュー、あさぎ野駅~荒木田駅間開業。九疋台駅をくびき台駅へ改称。
1986年 あさぎ野線計画に伴う運賃値上げ(加算運賃実施)。
1989年 荒木田駅~牧之原駅間を第三セクター鉄道「西麻木整備公団鉄道(西公団線)」で延伸開業*4。
 *4.保有車両は無し、線路・電気設備・駅設備のみ整備し管理運営する形態。
1991年 杏南台駅開業。
1992年 青山駅が島式2面4線で地下化。島式2面3線の地上ホームを廃止。小舟市駅を3線化。
1997年 あさぎ野線計画に伴う加算運賃を廃止。全区間の運賃値下げ、牧之原駅と杏南台駅に発車ベル導入。
1998年 加算運賃制度終了に伴い、西公団線事業が青陽電鉄鉄道事業に吸収合併される形で事業を移管。
1999年 青陽電鉄開業50周年。全編成に専用ステッカーが掲出され、春から年度末にかけて運転。
2002年 3000系デビュー。
2002年 優等列車の停車駅見直し、快速急行新設。急行運転区間を青山駅~南新町駅間に縮小し、小舟市駅に終日停車へ。
2005年 女性専用車を導入。
2007年 青山駅で発車メロディーを導入。
2009年 5000系デビュー。
2009年 100系第10編成が帯を撤去し「クラシックカー」として運転開始。